中前孝雄

試行錯誤してうまくいった時の喜びを感じてほしい。
名前 | | NAKAMAE TAKAO |
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入社年 | | 2011年 |
出身校 | | 松江工業高等専門学校 |
職種 | | エンジニア |
「流れ作業」ではない現場に興味を持った
エネルギー・インフラや工作機械の部品を一人でマシン加工するのが僕の仕事です。
今担当しているマシンは、僕にしか扱えない。
専任ということにやりがいを感じています。
就職のきっかけは、専門学校時代の先生から当社を紹介してもらったこと。
他社の求人にも応募していたので、この会社の採用試験に臨んだのは4年生の7月頃と、かなり遅い時期でした。
会社見学をしたその日に採用試験を受けたのですが、会社見学では、それまでの工場のイメージを覆されましたね。
僕の中では、工場の仕事は「流れ作業」という印象しかなかったんですが、見学では一つの品物を一人の人間が責任を持って作っていく過程が見られました。
「なんだか楽しそうだな」と思ったのを覚えています。
難しさと面白さは比例している
入社1年目は、先輩たちが段取り(プログラミングなどの準備)を済ませてくれたライン上での加工作業がメインでした。
1年目の後半には、機械に品物を取り付けるといった段取りも経験させてもらうように。
3年目くらいからは、専門性の高いマシンを使った複雑な加工作業を行うようになりました。
現在使っているマシンでは、部品の形状に合わせて、その部品にしか使わない治具を作って加工します。
治具の設計は、サイズ感や使い勝手など考えることがたくさんあって正直難しい。うまく取り付けられないなどといった失敗も当然あります。
でも、難しさと面白さって、僕は比例していると思うんです。
試行錯誤してうまくいったときは、やっぱりすごく嬉しいんですよ。
仕事を通してわかった「好きなこと」
将来のビジョンは今のところ、現場でキャリアを積むことしか考えていません。
僕は器用な方ではないので、一つのことを突き詰める方が向いていると思う。
これから就職を考えている人たちには、自分のやりたいことを見つけて、それに向かって行動してほしいと思っています。
僕は入社して設計などを任されるようになってから、初めて「数学が好きだ」と気付き、いま学び直しています。
やりたいことの方向性が決まると、勉強や仕事がぐっと楽しくなりますよ。

8:00〜 | 出社。 |
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8:20〜 | 朝礼。 |
8:30〜 | 機械のセッティングなどの準備。 |
12:00〜 | 昼食 |
13:00〜 | 引き続き部品を製造。 治具の設計・製作。 |
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19:00〜 | 退社 |