横型マシニングセンタ「NHX10000」のご紹介
2025年01月09日
弊社には4台設置されており、2機連結のシステム機として使用しております。
本ブログでは、弊社設備の一つ「NHX10000」について紹介いたします。
NHX10000は横型のマシニングセンタです。
弊社には4台設置されており、2機連結のシステム機として使用しております。
【特徴】
NHX10000の特徴は大きく3つあり、1.大物加工が出来る、2.APCとAGVによる自動運転システム、3.傾転装置付きの段取りステーションです。
1. 大物加工が出来る
各軸のストロークがX1700mm、Y1400mm、Z1500mmであり、1000×1000mmのパレット(最大積載量3t)を有していることから、
大物の加工が可能です。
またXYZ軸に加えてB軸を含めた4軸で加工が可能であり、複雑な形状の加工にも対応しています。
2. APCとAGVによる自動運転システム
本機側のAPC(自動パレット交換装置)と外付けのAGV(無人搬送車)を用いて、自動でパレットの交換や搬送を行っております。
NHX10000の2機に対し12面のパレット待機棚を備えているため、
上記システムの運用により無人の状態でも24時間連続で稼働することが可能です。
↑機内APCの様子
3. 傾転装置付きの段取りステーション
2機連結のNHX10000に対し外付けの段取りステーションが2つございます。
外付けのため、本機の稼働状況に影響なく製品の着脱作業や治具の交換作業が可能であり、稼働率の向上につながっております。
また段取りステーションには傾転装置が備わっており、イケール治具をパレットに載せた状態で手前方向に90°傾けることが出来ます。
これにより製品を横向きに張り付ける必要がなくなり、より素早く安全に製品の着脱が可能になります。
↑段取りステーション1
↑段取りステーション2
中・大物加工でお困りのことがございましたら、見学・お見積りのご相談等いつでも承りますので、
お気軽にお問い合わせください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。